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2009年8月 7日 (金)

漢方薬の服用タイミング

漢方薬の服用タイミングは通常「空腹時」であるが、コンプライアンス等の問題により食後になることがある。しかしアルカロイド(窒素を含む塩基性の天然由来化合物)である附子(アコニチン)や麻黄(エフェドリン)を含有する漢方薬においては、安易に食後で、としてはいけない。理由は、空腹時には胃内pHが低下し、アルカロイドのアミノ基がイオン化→水溶性が強くなり、細胞膜を通過しにくくなるため吸収が低下するらしい(ツムラ漢方スクエアより)。これらの薬剤の作用は少量でも作用が強いので空腹時服用のほうが安全と考えられる。また胃内pHを上昇させるH2ブロッカー、PPI、制酸剤などの併用開始、胃全摘後も同様の理由で注意が必要である。

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コメント

つまり・・・
●作用が強いアルカロイド
→急激な吸収は好ましくない
→低pHではイオン化され吸収が低下
→逆にpHが高い方が吸収率が高い
→食後やPPI投与時などの条件化ではpH上昇
→pH上昇により作用の強いアルカロイドが急激に吸収されてしまうので、それは好ましくないですよ。ということ。

投稿: | 2011年4月25日 (月) 11時47分

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