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2009年10月 5日 (月)

イレッサと創傷治癒遅延

イレッサ(ゲフィチニブ)を投与されLKのコントロールが良好であった患者が、腹腔鏡を用いた手術を行うことになった。はたして、イレッサを中止すべき理由はあるか。

→イレッサの添付文書のその他の注意には「創傷治癒遅延」について記載がある。これはラットの角膜上皮の損傷についての情報であるが「創傷治癒を完全には妨げない」とされている。なお、メーカーによると実際、ヒトでは問題となったケースは今のところ無いようなので、投与継続は可能と判断した。出血傾向の増強等はないようである。もちろん、慎重に経過観察が必要と提案。なお、腹腔鏡下の手術であれば、術後すぐに食事も開始するだろうから、1~2週間投与を中止しても有効性に大きな問題はないだろう。

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