« グリセオールに含有されるナトリウム | トップページ | 経口ペンタジン »

2009年11月 3日 (火)

授乳中のアセトアミノフェン

アセトアミノフェンは妊婦も授乳婦にも安全な薬剤と国内外で認識されている。

今回、授乳婦に対する資料をまとめてみた。
・母乳中濃度/母親血漿中濃度比(M/P比)(AUCの比)は「0.39~0.95(他に0.73~1.24)」とされており、データによっては母乳中濃度が高いとの報告もあるが、乳児推定摂取量(乳児薬物摂取量/母親投与量または母乳中移行量/母親投与量(%)は「0.1未満~1.85(%)」となり、乳児への投与量を考慮すると安全な量であるといえる(菅原和信、豊口禎子著「母乳への移行 改訂4版」(南山堂)より)。

・母親が服用後、血中濃度および母乳中濃度も1~2時間がTmaxであり12時間後には検出されない程度(0.5μg/mL以下程度)となった(N=11)(Berlin,C.M. et al.: Pediat. Pharmacol. 1, 135-141, 1980)。したがって、血中濃度と母乳中濃度のTmaxに著しい差がないため、服薬直前に授乳させるのがベストだろう。

|

« グリセオールに含有されるナトリウム | トップページ | 経口ペンタジン »

使用上の注意」カテゴリの記事

用法・用量」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1253618/32059469

この記事へのトラックバック一覧です: 授乳中のアセトアミノフェン:

« グリセオールに含有されるナトリウム | トップページ | 経口ペンタジン »