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2010年1月22日 (金)

ARDSとは

急性呼吸窮迫症候群 (きゅうせいこきゅうきゅうはくしょうこうぐん、acute respiratory distress syndrome, ARDS) とは、臨床的に重症の状態の患者に突然起こる呼吸不全の一種である。特に発症前後の状態を急性肺傷害 (acute lung injury, ALI) と言う。
診断は下記の通り

  • 身体に対する侵襲が以前に存在すること

    • 肺(誤嚥、重症肺炎、肺挫傷)

    • 肺外(ショック、多臓器障害など)

  • 除外疾患

    • 慢性肺疾患

    • 左心不全(肺動脈楔入圧が12cmH20以下)

  • 呼吸困難症状があること

    • 多呼吸(20回/分以上)

    • 努力呼吸

  • 胸部レントゲン所見

    • びまん性侵潤影(初期は間質パターン、後に肺胞)

  • 検査所見

    • FiO>0.6でPaO<50mmHg

    • Total Respiratory Compliance<=50ml/HO(通常20~30)

    • 右左シャント、死腔換気の増大

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