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2010年1月16日 (土)

異形成治療からCCRTまで

昨日の続き。

異形成の治療法は 「円錐切除術」が最もよく行われています。最近はレーザーや高周波メスの使用が主流で、子宮頸部の一部を円錐状に切除します。出血も少なく手術時間も短時間(15~30分)で済みます。この治療法は子宮を切除することなく100%完治します。術後の妊娠・出産にもほとんど影響はありません。また、円錐切除術は膣側から手術をしますので、お腹を切ることはなく、お腹に手術痕がつくようなこともありません。

子宮頸がんになると、子宮を温存したまま円錐切除術で完治可能なのは初期がんのみです。それ以上進行している場合は子宮を摘出せざるを得ません。
子宮頸がんの「0期」は上皮内がんと呼ばれ、がんが粘膜層にとどまっている段階ですので、異形成と同様に円錐切除術で完治可能です。 「Ⅰa期(縦にひろがる)」でも一部は円錐切除術で完治します。
子宮頸がんが進行した場合は子宮を摘出する「外科療法」や「放射線療法」、抗がん剤を投与する「化学療法」などを行います。日本ではⅡb期までは手術することもあるようです。(広汎子宮全摘出術など)

Ⅲ期やⅣ期になると同時化学放射線療法が行われCDDPがメインのChemoと併用します(CDDP単剤、40mg/sqm/week, 6コースが標準)。

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