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2010年1月20日 (水)

プロスタグランディンE1による静脈炎

プロスタンディンでは「血行再建術後の血流維持」では「通常成人1回量本品2~3バイアル(アルプロスタジル40~60μg)を輸液500mLに溶解し、2時間かけて点滴静注する(5~10ng/kg/分)。なお、投与速度は体重1kg2時間あたり1.2μgをこえないこと」とある。本剤は肺で約7割が代謝され、半減期は数分である。
したがって、血管痛や静脈炎を怖がって、24時間投与した場合、有効血中濃度が維持されない可能性がある。たぶん。

参考までに、静注の場合、承認時血管痛3.5%程度、静脈炎は0.59%(注射用プロスタンディンIFより)。または血管痛2.57%(パルクスIFより)。

しかし投与速度、濃度と静脈炎が関連「しない」とする報告(樫本ら,臨床麻酔,19,189-191,1995)もあり、さらに血管の太さとも関連しないとする報告(樫本ら,現代医療,27,3329-3332,1995)もある。したがって、投与時間が長い場合は薬剤と長時間接触するため「投与時間を短くする」とか一般的に「中心静脈」からなどが対策方法としてあげられるが、はたして・・・。

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