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2010年1月 1日 (金)

ソラフェニブの適正使用

ソラフェニブの肝細胞癌に対する臨床試験結果&製販後調査の検討結果より

①TACE(肝動脈塞栓化学療法)により効果を認めた患者に対するプラセボ対象試験のTTPに優越性が認めらなかった。またHand Foot syndromeが82.1%(50.7%が休薬or減量)とのこと。→TACE後のソラフェニブは推奨されず

②早期死亡例の中にはChild Pugh分類でB or Cの症例が多く(18/48例)、適正使用基準としてのC-P分類 Aの患者に使用すべき。

③早期死亡例には肝内腫瘍数が非常に多い患者、門脈侵襲・腫瘍栓を有する患者がおり、投与前に画像などで残肝容積の評価などが必要

④早期死亡例の中にはC-P分類 Aでも1~2週で急激に肝機能検査値が悪化した症例がいたことから、(T-Bil, Alb, AST, ALT, LDH, ALP, γGTP, 血中アンモニア)等を注意深く、投与後1カ月は毎週1回の頻度、投与後3カ月は2週毎の頻度で観察・検査を実施すべき

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