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2010年1月26日 (火)

セツキシマブによる鼻腔内出血への対応

抗がん剤(セツキシマブ)の副作用だと思われる鼻出血。鼻出血自体は大したことないが、やや痛みもあり、患者さんも何か塗っておきたいとおっしゃる。医師より相談あり。
考えられる対処としては、
①もともとMediumクラスのステロイドは処方されており、それを塗る
②感染予防に抗生剤を塗布
③無難なワセリン?
④その他
ということで、①は鼻出血の原因が炎症の可能性もあり、抗炎症効果が期待できること、塗布量が少ないため、粘膜(粘膜といっても指と麺棒でぬれる範囲)からの吸収量も微量であろうこと、ただしもし感染していたら局所の感染が増悪するリスクもある。②はゲンタマイシンなどは、はっきりいって鼻の粘膜の常在菌(表皮ブ菌など)に耐性があり、ほとんど意味がない。③はワセリンはちょっとべたべたするし・・・④は何かないかなぁ、と考え、今回はアズノーるを少量塗布することで提案しました。①でも問題ないかということも説明し、結局アズノールを処方されました。

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