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2010年2月 1日 (月)

COX-2選択的阻害薬と心血管系イベント

COX-2選択的阻害薬は,血管内皮細胞での血小板の接着や凝集を抑制し,血管拡張に作用するプロスタサイクリン(PGI2)を阻害する反面,血小板凝集と血管収縮を惹起するトロンボキサンA2(TXA2)は阻害しないことから,PGI2とTXA2の不均衡が生じ,血栓塞栓性の心血管系イベントリスクが上昇することが理論的に考えられている。

関節炎患者を対象とした39の無作為化臨床試験のメタ解析にて,セレコキシブと従来の NSAIDsでは,心血管系障害の相対リスクに有意差はなかった(White WB, et al:Am J Cardiol, 99(1):91, 2007)。

すなわち、セレコキシブの心血管系リスクは,従来のNSAIDsと同程度である。

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