« アカルボースとボグリボースの薬理作用の違い | トップページ | ラキソベロンの作用機序 »

2010年3月11日 (木)

カプサイシン軟膏の作用機序

カプサイシンは赤トウガラシの刺激性の主成分で、痛覚の一次求心線維のうちC線維に特異的に作用し、痛みを伝える侵害受容器および温覚受容器を遮断することにより、温覚、かゆみおよび灼熱痛などの遅延痛を緩和する薬理作用を有している。

カプサイシンの投与初期においては内因性発痛物質であるサブスタンスPの放出を促進し、灼熱感と痛覚過敏を誘発するが、連続投与を行うことによりサブスタンスPを枯渇させて鎮痛効果をもたらすと報告されている。

米国ではすでに市販剤があり、帯状疱疹後神経痛、糖尿病性末梢神経障害による自発痛および慢性関節炎等の慢性難治性疼痛やしびれの治療に用いられている。

|

« アカルボースとボグリボースの薬理作用の違い | トップページ | ラキソベロンの作用機序 »

臨床医学系」カテゴリの記事

薬理作用・基礎薬学・基礎系」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1253618/33816135

この記事へのトラックバック一覧です: カプサイシン軟膏の作用機序:

« アカルボースとボグリボースの薬理作用の違い | トップページ | ラキソベロンの作用機序 »