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2011年2月 1日 (火)

DVT診断にはD-ダイマー

深部静脈血栓症 Deep Vein Thrombosis

(医薬品の副作用として血栓塞栓のリスクがあるときはチェック)

診断のポイント

 発症2週間以内の急性例では,迅速な診断と治療が必要である。

【1】四肢の急な浮腫腫脹,静脈怒張,疼痛(発症は下肢がほとんどで)がみられる。

【2】線溶系マーカーの高値(特にDダイマー)。

【3】超音波検査,造影CT,MR venographyで血流信号の消失,血栓像を認める。

【4】周術期,長期臥床,悪性疾患,高齢者などに発生しやすい

検査とその所見の読みかた

【1】血液検査で凝固線溶系マーカーの上昇を認める。特にDダイマーは病態を反映し,正常なら本症は否定的である。

【2】脈波検査:空気容積脈波検査により静脈容積,最大静脈還流量の低下を認める。

【3】超音波検査:第一選択の検査法である。圧迫法による静脈の虚脱不良,血栓像,血流信号消失を認める

【4】造影CTMRI:CTでは造影による静脈相で血栓の描出,MR venographyで静脈血流の消失を認める

【5】静脈造影:静脈の閉塞,血栓による透亮像を認める。本検査法は侵襲的治療の際など限定して行われるのみとなってきた。

確定診断のポイント

 Dダイマーが高く,画像診断上血栓像を認める場合。

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