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2011年11月 4日 (金)

タゴシットとCHDF

タゴシット投与において持続透析患者の場合

http://blog.goo.ne.jp/matsubomb/e/561ac5a62578084ea5252554dfdda2db

4. 持続血液濾過透析中のMRSA抗菌治療
術後全身性炎症反応の遷延により急性腎不全を併発した場合,集中治療室では,積極的に持続血液濾過透析(continuous hemodiafiltration: CHDF)を併用し,全身管理に努める。透析療法の導入に際しては,MRSA治療薬の投与計画を再考する必要がある。膜面積 1.5 m2のセルローストリアセテート膜を用いて,血液流量 100 mL/分,透析液流量1 L/時,濾過速度 2 L/時を基本設定としたものだが,これより高流量でCHDFを行う場合,MRSA治療薬の消失は更に高まる。VCMは血液透析 (hemodialysis: HD)や腹膜透析では除去されないが,血液濾過(hemofiltration: HF)で通常の排泄量を代償できる。上記設定では,成人に対して通常投与量の半量のVCM 1 g/日が推奨される4)。TEICに対しては十分なローディングを行った後,Ccr 50 mL/分レベルと同等な投与設定とし,投与間隔を2日に1回とするか,投与量を半量に減じさせる。一方,ABKはHDでもHFでも同様に排泄され,腎 機能正常患者と同じ投与計画でよい。これらをTDMにより,より厳密に管理するとよい。

Yagasaki K, et al: Pharmacokinetics of teicoplanin in critically ill patients undergoing continuous hemodiafiltration. Intensive Care Med. 29:2094-2095, 2003

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