漢方薬

2010年4月 5日 (月)

ネオカキックス?

しゃっくりが止まらない人に、柿の蔕(ヘタ)というのはよく聞きます。柿蔕(シテイ)湯というものもあるくらい。

ですが、これが商品になっているとは知りませんでした。
「ネオカキックス(コタロー)」
http://www.kotaro.co.jp/product/detail/g174.html

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2009年8月11日 (火)

コレバインでメタボ対策

(日経メディカルオンライン(会員版)より)
 コレスチミド(商品名:コレバイン)の作用機序として、腸管内で胆汁酸や食物性脂質を吸着し糞便中へ排泄させる働きがある。その結果、胆汁酸の再吸収が阻害され、肝臓でのコレステロールから胆汁酸への異化を 促進するとともに、肝LDL(低比重リポ蛋白)受容体が増加して血中LDLの取り込みが亢進し、血中の総コレステロールが減少する。このコレスチミドに、血糖や内臓脂肪を低下させる作用があるらしい。
 メカニズムとしては、「胆汁酸は単に消化のために存在するのではなく、食事後末梢血中にも漏れ出し、全身のエネルギー代謝を亢進するシグナル伝達分子として重要な役割を果たしている。胆汁酸吸着薬は、脂質・糖代謝異常、肥満などメタボリックシンドロームの上流に作用することで、心血管疾患など様々な疾患を予防できる可能性がある。」ということだそうだ。実際、日本医大・鈴木達也先生のデータで脂質異常症を合併した2型糖尿病の入院患者(33例)を血糖降下薬のアカルボース群とコレスチミド群に分け、投与前後の血糖日内変動を見た結果、両群とも同等の血糖低下効果を示した。脂質異常症合併の2型糖尿病患者(18例)を対象とした別の試験では、コレスチミドを6カ月間投与した結果、非投与群に比べHbA1cが平均0.8%低下し、BMI(体格指数)や内臓脂肪面積も有意に減少した。
 同じ胆汁酸吸着薬のコレセベラム(国内未発売)は最近米国で2型糖尿病に対する治験が行われ、米食品医薬品局(FDA)から2型糖尿病への適応追加が承認された。コレスチミドも、わが国で2 型糖尿病への適応追加に向けた治験が進行中だ。
 さらに、便秘の予防と肥満への相乗効果を期待して、漢方薬のの防風通聖散を併用する場合があるらしい。防風通聖散には、交感神経終末からのノルアドレナリン放出を介した脂肪燃焼作用や緩下作用が認められているからだ。実際、BMI25以上35未満の肥満女性(20例)を対象にしたプラセボ対照比較試験が行われ、防風通聖散投与群ではプラセボ投与群よりも有意なBMI減少効果やウエスト周囲径の減少効果が認められている。

だそうです。勉強になりました。

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2009年8月 7日 (金)

漢方薬の服用タイミング

漢方薬の服用タイミングは通常「空腹時」であるが、コンプライアンス等の問題により食後になることがある。しかしアルカロイド(窒素を含む塩基性の天然由来化合物)である附子(アコニチン)や麻黄(エフェドリン)を含有する漢方薬においては、安易に食後で、としてはいけない。理由は、空腹時には胃内pHが低下し、アルカロイドのアミノ基がイオン化→水溶性が強くなり、細胞膜を通過しにくくなるため吸収が低下するらしい(ツムラ漢方スクエアより)。これらの薬剤の作用は少量でも作用が強いので空腹時服用のほうが安全と考えられる。また胃内pHを上昇させるH2ブロッカー、PPI、制酸剤などの併用開始、胃全摘後も同様の理由で注意が必要である。

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